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ヒヌカンの祀り
ヒヌカンの祀り方の作法を示しています。また、各供え物の持つそれぞれの意味についても記載しています。
毎朝、水を取り替えます。家人がお茶を飲む前や朝起きて最初の蛇口をひねった水がいいという説がありますが、そこまで神経質にならなくてもいいという説もあります。ヒヌカンは旧暦の一日、十五日にはウブク茶碗三器に炊き立てのご飯を盛ってお供えします。
それとお供えしていた、チャーギ(クロトン・榊)、塩、お水、お酒を新しく取り替えます。またお供え物にはそれぞれ意味があります。

・チャーギ・クロトン・榊(青々として枯れない、枝わかれするところから子孫繁栄)
・水(神聖なもの)
・塩(お清め、海の産物・黄金塩)
・お酒(水と火と米の結晶)

ウコーローにヒラウコー(平御香)12本、3本(タヒラ半)を立てて拝みます。
12本、3本とはヒラウコー1片(チュヒラ)は6本の筋が入った線香なので、2片と半分に折った線香(チジウコー)になります。